友達の元彼

中学生のときは、お笑い芸人の話題ばかりしているようなキャラクターだった私。
コント番組に詳しかったり、芸人さんが出演する情報番組の観覧などをすることがステイタスだと感じるような価値観だった。
だから、誰が好きで、という話しに疎かった。

いまも変わっていないことだが、誰と誰がつきあっている、という情報を聞かされてもあまり動じない。
無関係のことだわ〜と思いながら聞き流している。
でもその性格のせいで、誰と誰がつきあっていたのか、別れたのか、恋愛の人間相関図をよく把握できていなかった。

だから、別れたカップルに対して「一緒に帰らないの?」と言ってしまったり、気まずい空気を作ってしまったことが良くある。
時は流れて、3年前に同窓会があった。
そのときに、やたらと電話番号を聞いてきたり、メールしても良いか聞いてくる男がいた。

当時あまり話すことがなかったし、大人になってからも接点がなかった。
「用事があるなら、連絡どうぞ」くらいの返答をしたが、どうやら好意を寄せてくれていたらしい。
飲みに行くくらいいっかな〜!と思っていたが、その様子をみた女友達がこそっと「○○ちゃんの元彼だからね!」と釘を刺しにきた。

元彼っていうもんだから、去年くらいまで付き合っていたのかと思ったら、10年以上前の中学時代の話らしい。
その時代付き合っていたことなんて、もう時効じゃん。
飲みにいくくらいいいんじゃないの?と思ったが、フランクな価値観を持ち合わせている人ばかりではないので遠慮することにした。

友達の元彼だから親密になるのは御法度、というような雰囲気は私も理解できないわけではないが、子どものころの「元彼、元カノ」についてずっと引きづら無ければいけないのだろうか、疑問である。

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