一番モテるタイプ

知り合いの子どもは中学三年生の男の子。
身長は160センチくらいで、腕も脚も細い小柄なタイプ。
天然パーマのカール具合が、パーマをかけたようで自然だ。

パッチリ二重まぶたでニコニコしている。
不良に憧れる男子がカッコイイと言われていた時代から10年以上経っているからか、今一番モテるタイプと言える。
最近は中学生でも彼氏彼女の関係だという子どもも少なくないので、付き合っている子はいるのか聞いてみたがいないらしい。

彼は小学生の頃から、親の仕事の関係で、常に周りに大人がたくさんいた。
女性がたくさんいることが当たり前の環境だったので、敬語を使って会話をしたり、気を遣ったり、お世辞を言うのが大変そうではない。

「今日の格好いつもと違いますね。なんだか最近はちょっとイメージ変わったと思います!」と27歳の私を褒めるというスキルを持っている。
照れたり、悪ぶったり、ぶっきらぼうになったりするのがいわゆる普通の中学男子であるから、彼は”普通ではない”中学男子だと思う。

大人の私からしたら、気を遣わなくて良いし、子ども扱いする必要がないので非常に楽だ。
気を遣わせないようにしている彼の振る舞いに感謝しなくてはいけない。
一方、同年代女子とのかかわりはどうかと観察していると、これまたかなり自然。

いわゆる「甘い系統のイケメン」なので、赤面してなかなか話せない女子もいるし、ガンガン話しかけてくる女子もいる。
いずれも、にっこりと笑って「あしらって」いる。
ただ、大人の中にいることが多かったから、中学女子の行動を見てもときめくことが全くないらしく、きゃぴきゃぴしている様子を見て呆れている一面もある。
若いコのノリには付いていけないよ〜というオッサンのようだ。

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