年下の男の子

サークルの飲み会が頻繁にあるこの時期、落語研究会の一つ下の男の子から、私にあこがれているヤツがいるという、嬉しい情報をゲットしました。
失恋したばかりで傷心している私にとって、自分に自信を取り戻せるチャンス到来です。

飲みの席で無理矢理、相手の名前を聞き出すと、なんと相手はイケメンです。
大学祭実行委員会のホープでもあるその男の子には、私も面識がありましたが、とてもそんな感じには見えず、さらに追及しました。

後日、落語研究会の男の子から電話番号を受け取り、「本人から電話するのが恥ずかしいようなので、電話してやってください」と言われました。
よほど私の追求から逃れたかったのでしょう。

電話番号にかけると、間違いなくイケメン君のようで、私にあこがれていたという嬉しい言葉をもらいました。
この言葉が今の私には一番効果的な薬です。

その後はイケメン君とお付き合いすることになったのですが、しばらくしてあっけなくフラれました。
理由は「憧れの人だったので、本当の自分が出せず苦しい」というキレイな言い訳です。

なぜ言い訳かというと、翌月、大学祭実行委員会の新入部員のかわいい女の子と一緒に私達が主催しているコンサートに来ていました。
早く次の薬を探さなくては、私、女としての自信がなくなってしまいます。

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